
「当事者の一方が偶然なる一定の事故により生ずることあるべき損害を補填することを約し、相手方がこれにその報酬をあたえることを約する契約で……」とか「一定の偶然なる事故によって生ずることのある損害を補填することを約し……」などと“商法629条”や“新保険業法第2条”に謳われているように、“損害保険”は運営母体が民間の保険会社などである“私営保険”の1つで、生活の中での偶然の事故や災害による物的損害を補填してくれます。
例えば、自動車を運転している時のリスクは“自動車保険”で、自宅の家事によるリスクは“火災保険”で、旅行中のリスクは“旅行保険”で補償されます。
「転ばぬ先の杖」ということわざもあるように、昔から「用心のために杖をもっていればもしもの時に転ばなくてすむ」と言われますが、私たちはすべてが順調にいっているときには「まさか自動車事故をおこすなんて……」とか「まさか家が家事になるなんて……」などというように自分には必要ないと思ってしまいがちです。
けれども人間だけでなく、国家でも企業でもいつも順風満帆というのはありえないことで、長い間には窮地というものも1度や2度は必ず訪れるものです。
例えばある中国文学の研究家は、「中国の歴史をみてみると、賢明な天子というのは国家が絶好調であればあるほど気をつけるもので、好調時にどれだけ用心しておいたかによって国家の寿命が変わってくる」と言っています。
これは言い換えれば「杖が必要でないうちから杖を意識しておきなさい」というもので、これと同じような教訓は紀元前6世紀ごろに完成したといわれる“イソップ物語”の “ありとキリギリス”の寓話でも言われています。
知らない人がいないくらい日本でも有名なこの寓話は、夏にたくさんの虫たちが野原で遊んでいるなかで、キリギリスは冬に備えて一生懸命食料を貯えているありたちを馬鹿にしていましたが、冬になって計画性のなかった自分を後悔するというものです。
“保険”もそのようなもので、人生は“守り”を充実させることでより果敢に“攻め”の態勢に入ることができるのではないでしょうか。
保険Naviは、保険について解説しています。
損害保険の1つである"賠償責任保険"は、"個人向け賠償責任保険""一般企業向け賠償責任保険""特定業務向け賠償責任保険""専門職業人賠償責任保険"と、大きく4つに分けられます。

そして1つ目の"個人向け賠償責任保険"には、私生活の中で被保険者の同居の親族が他人にケガをさせたり、他人のものを壊してしまったりしたときにも損害賠償金を補償できる"個人賠償責任保険"があります。
この保険は補償範囲が広く、例えば飼い犬が人を噛んでけがをさせてしまったり、マンションで水漏れを起こして下の階にまで被害が及んだ場合、子供が他人にケガをさせてしまった場合、自転車で通行人にけがをさせてしまった場合、デパートなどで高価なものを壊してしまった場合などに適用されますが、"自動車保険"や"火災保険"などにも特約としてつけることができるものなので、知らない間に重複して加入していたというようなことがないように気をつけたいものです。
他にもゴルフのプレーに伴って発生する事故を補償する"ゴルファー保険"、テニス施設での競技、練習、指導中賠償事故、傷害事故、用品損害を補償する"テニス保険"もあります。
"賠償責任保険"の2つ目の"一般企業向け賠償責任保険"には、施設の所有者や占有者が負担するおそれのあるリスクをカバーする"施設所有管理者賠償保険"、請負業者が作業中に依頼人の物品をこわしたり、人にケガをさせたりしたときのための"請負業者賠償責任保険"、行った仕事の不備で客に損害を与えてしまった場合のための"生産物賠償責任保険"、他人からあずかった物品に損害を与えてしまった場合のための"受託者賠償責任保険"などがあります。
"賠償責任保険"の3つ目の"特定業務向け賠償責任保険"といえば"自動車管理者賠償責任保険"が挙げられますが、これはたとえば自動車整備工場とか駐車場管理者などのように自動車を管理することを生業としている人が他人の自動車を盗難にあったり、傷つけてしまった場合に補償されるものです。
また、"賠償責任保険"の4つ目"専門職業人賠償責任保険"の主なものには、医療事故で医師側に否があった場合の補償をしてくれる"医師賠償責任保険"、弁護士業務でミスをして依頼人に損害を与えた場合の補償をしてくれる"弁護士賠償責任保険"があります。
こうして見ていると"保険の奥の深さ"をつくづく感じますね。
保険Naviへようこそ!保険Navi管理者、SATYです。

保険のマニュアルとしてお役ていただけましたら幸いです。